失敗例は、たくさん知っておいた方が為になる

仕事でもプライベートでも、失敗ってたくさんありますよね。

私もたくさん失敗があります。

多分、人様よりも失敗が多いでしょう。

成功よりも失敗の方が多いかもしれません。

なぜ失敗が多いのか?というと、それにはいくつかの理由があります。

主に下記の3つに集約されるかもしれません。

  1. 情報不足
  2. 思い込み
  3. 慢心

これは、以前何かのテレビ番組で、かの林修先生が言っていた失敗の原因3つですが、これも実に素晴らしい洞察ですね。

3つそれぞれに非常に納得しました。

また、私の経験から、上記3つの失敗の原因をさらに増幅させる要因として

  • 運がなかった
  • 自分に能力がなかった
  • タイミングが悪かった
  • 相手(競合、お客様、同僚)が悪かった
  • 場所(環境)が悪かった
  • 思慮が足らなかった

などなど、枚挙に暇がないくらい、たくさんの要因があります。

でも、この結果、私は得るものもたくさんありました。

何だと思いますか?

◆ 失敗は、実は…

ポイントを3つに絞ってお伝えしますね。

1.失敗は、私にとって財産です。

今の私があるのは、間違いなく失敗の積み重ねの上です。

失敗をたくさんしてきたからこそ、例えば仕事において、新たな局面を迎えた時、

  • 「あ、今はここを注意しておかなければならないかも」
  • 「あ、これまでの流れとは違う変化が出てきたぞ。何か邪魔が入ったかもしれない。手を打っておかなければ。」
  • 「う〜ん、このお客様の社内のコミュニケーションや雰囲気は、何をやっても上手くいかない在り方だな。マーケティングプランの実行よりも先に組織改革を提案した方が結果が出るな。」

など、様々な気付きが得られるんですよね。

このような私の気付きは、多くの場合お客様自身では気付いていないことが多いです(そして、それは何故だろう…?)。

ですから、お客様にそこを気付いてもらえる提案は、提案の幅が広がったり、お客様から喜ばれることも多々あります。

2. 失敗は、私の経験値を増やします

多くの場合、仕事上の失敗で命を落とすことはありません。

もちろん、ビジネスの機会を無くしたとか、会社のコストを無駄にしたとか、残念な思いをしたとか、社内での評価が落ちたとか、そういうことはあります。

ですが、命まで取られるようなことはありません。

むしろ、仕事上の経験を増やしておいた方が、後の仕事における地雷を踏まなくて済むようになります。

失敗から様々な分析をすることで、構造的に失敗を防ぐ対策を打つことができますから。

このようなノウハウやスキルは、余人をもって代えがたいです。

なので、評価も上がりやすいんです。

後々自分が仕事しやすくなるようにするためには、今のうちにやれるチャレンジをやり切って、経験豊富なビジネスマンになっていた方が結果のリターンが大きいですよ。

3. 失敗は、私のチャレンジの証です

仕事で失敗していない人は、その人のスキルなどによる結果と見ることもできますが、仕事によっては新しいチャレンジをしていないから失敗していないと見ることも可能です。

新たなチャレンジをしないということは、その人の今後のキャリアアップや収入アップの足かせにもなります。

新たなチャレンジをしないということは、新たな気付きや経験、スキル、ビジネス上の勘などを身につけることができないということです。

そして、近い将来、待遇や評価などが下がっていくことも意味します。

今ある技術はすでに陳腐化が始まっており、将来はAIやら安い海外労働者などに置き換わるリスクがあります。

新たなチャレンジをしないということは、放っておいたら下に下がっていくエスカレーターに乗っているようなものです。

海外では、起業して、その後会社を潰したり、売却した人は、社会から賞賛されるんですよね。

「あいつは起業して失敗したけど、チャレンジしたことは素晴らしい!」と。

このようなチャレンジに対して、日本の場合は成功しないと賞賛されない文化です。

でも、この文化を変えることで、日本人のチャレンジ精神がもっと養われたら、将来日本は今以上にもっと元気になるんじゃないかと思っています。

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