仕事は、意図から始めるのが正解

仕事をしていると、時々行き詰ることがありますよね。

そういう時、どのようにして対応していますか?

ここが、仕事が出来る人とイケてない人の違いかもしれませんよ…。

◆ よくありがちな行き詰まりの突破の仕方

例えば、企画立案を急に上司から依頼され、しかも次の日までに提出しなければならないとします。

そのような時、あなたはどうやっていますか?(ここでちょっと考えてみてください)

多くの場合、力技で突破することが多いのではないでしょうか?

もしくは、他の方に相談するというやり方をする方も多いと思います。

実際、私が仕事でご一緒する方々にもそういう方々がおられます。

無理やりアイディアを捻り出すとか、アイディアをパクるとか(言語道断ですが)、いろいろとありますよね。

それで結果が出ているのであれば、問題ないです(コンプライアンス上の問題は言語道断ですが)。

でも、結果が出ていなければ、何かを変えていかなければ、根本的な課題解決にはなりませんよね。

力技だけでは、どうにもならないことって、必ずあるんですよね。

そのような時、必ず取り組むべきことは

「もともとこの仕事は、どういう意図があったんだっけ?」

という原点に立ち返ることと、そこから改めて

「じゃあ、この仕事で自分はどういう結果を、誰のために、どのようにして生み出すのか?」

を見直す、すなわち「意図を見直す」ということです。

◆ なぜ意図を見直すことが大切なのか?

意図は、全ての思考の原点です。

意図が明確であれば、自分が為すべきことが自然とはっきりします。

逆に、意図が明確でないと、最短距離で結果を出せません。

意図が明確でなければ、やること・なすべきことも明確にならないからです。

例えば、仕事であれば

「お客様が喜んでくれる(お客様に喜んでほしいという意図が背景にある)には、どういう企画が受ける(What)だろう?」

「そのためには、どういう企画(What)があったらいいんだろう?」

「その企画を実現するには、どうしたら(How)いいんだろう?」

と思考を進めれば、お客様や上司の期待を踏み外しません。

ところが、多くの人は上記のHowから入っちゃうんです。

すなわち、

「何をやったら売れるの?」

「何をやったら受けるの?」

「何をやったら売上が上がるの?」

と、やることを追いかけてしまうんですね。

でも、このアプローチで考えると、そもそも何をなすべきか?の視点から外れたアイディアが出てきたりします。

逆に、抑えるべきポイントを見逃してしまうこともあります。

なので、アイディア出しや営業計画の立案などの場合、そもそもの意図を明確にしておくことが極めて大事なんです。

あなたの意図、明確ですか?

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