今日はルパン三世PART5からのシェアです。
今回のコラムのタイトルは、この回の冒頭で登場するパダール王国の王女ドルマの一言です。
動画はこちらから(ですが、配信は終了しております…)
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この一言、実に含蓄がある言葉だと感じました。
ここを今回皆様にご紹介していきますね。
◆ なぜこの言葉に含蓄があると感じたのか?
「私の幸せを決めるのは、私自身だ。人からどう思われようと、私が私に納得していれば、それで良い。」
この言葉、一見するとよくありがちな自己啓発本に出ていそうな言葉ですよね。
そう思ってこの言葉を聞き流すも良し。
何かを感じるのも良し。
感じたから偉い、感じなかったからダメということではありません。
私はこの一言に、下記のような示唆を見ました。
- アルフレッド・アドラーの「嫌われる勇気」に通じる、「今、ここ」「目的志向」
- 繊細かつ鋭敏な自己幸福感
- 力強い自己肯定感・自己承認
- 確固たる自立心
- 他者からの評価を気にしない適度な鈍感さ
そして、この5つに気付いた時、私は
「こういうものを私も身に付けたら、私自身もっと楽に、幸福に生きられるな」
「私にとっては重要な言葉になるだろうな」
という予感がしたんです。
ということで、私はこれから上記の5つのように生きていきます。
ルパン三世からも学べることはたくさんあるんですね。
注意して聞いていなければ聞き逃してしまう一言なのですが、これが私の琴線に触れたということは、今私が学ぶべきことだということなのでしょう。
逆に、普段の何気ない一言で、自分にとって有益な話でも、自分が注意して聞いていなければ聞き逃してしまい、自分の成長のきっかけや示唆などを逃してしまい、その後の人生に損失を作り出すのかもしれません。
◆ 賢者は愚者からも学ぶ。愚者は賢者からも学ばない。
人には、自分が気付かないだけで、自分に何かを伝えてくれたり、学ばせてくれるものがあったりします。
例えば、私にとっては今回のルパン三世がそうだったかもしれません。
他にも書籍、音楽やその歌詞、他の人の一言、テレビのドラマやCMの一言などなど、様々な言葉が学びのきっかけです。
そして、それが実は自分自身の成長のためにとっても重要なことだったりします。
でも、人はもともと
「何が自分の成長にとって必要なのか?」
ということに気付いていないのですから、分からなくて当然です。
しかも、このような自分にとって必要なことを気付かせてくれることは、自分自身の感性のアンテナが敏感でなければ、学びのチャンスは引っかかりません。
周りの人が親切に教えてくれればいいのかもしれません(それを気付かせてくれるのがコーチなのです)が、せっかくの周りの人の助言を
「うるさい」
「何を言っているのか分からない」
「だからどうしたの?」
「ふ〜ん、それで?」
「でも、あなたには関係ない」
などとぶった切ってしまい、自らの学びのチャンスを捨ててしまう人が多いんですよね。
「自分はいろんなことがちゃんとできている」
という自信がある人の中には、他の人のアドバイスを聞かないという人もいるような…。
見識の違いや自分の価値観の枠組みの外の話をしているだけなのかもしれないのに、勿体無い。
私も、そこに介入する義理立があるわけでないので、何も言いませんが。
私はこれから、
「賢者は愚者から学ぶ。愚者は賢者からも学ばない。」
を実践しながら生きていきます。
自分自身の出来の悪さを痛烈に感じると、人間成長の機会を掴むんですね。
私は、せっかく手にしたこの機会をフルに生かします。
そして、自分が死ぬ時には
「私の幸せを決めるのは、私自身だ。人からどう思われようと、私が私に納得していれば、それで良い。」
と言って死ぬんだろうなと、今の時点では思っています。
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