私は現在、いろんな種類の仕事に携わっています。
例を挙げると
- 企業の営業の教育研修のコンサルティング
- 企業の営業の採用コンサルティング
- 企業のWeb Siteのコンテンツプロデュース
- 営業の個人コーチング
- 企業ブランディングの企画立案・プロデュース
などです。
私はこれまで複数の企業で勤務してきましたが、“できるようになったことは2度やらない”と思い、これまで関わった業界の軸はそのままに、職種や実務内容を少しづつ変化させて勤めてきました。
なぜこのようにいろんなことに手を広げているかと言いますと、主な理由は下記の3点です。
- そもそも飽きっぽく、いつも刺激が欲しいから
→ 私の人間性なので、許してください… - 1つのことに特化していると、その仕事自体が陳腐化した際に、よほどしっかり準備していないと対応できなくなるから
→ 将来の日本の人口動態の変化や、技術革新による職務内容の変化など、私たちが想像する以上に環境が先に変わっていきます。
今手掛けている仕事が、将来も残る仕事かどうかは、全く分かりません。
予測不能な将来にどのように備えるかは、我々次第です。 - いくつかできることが組み合わさった時に、それ自体が私のキャラクター(業界内のトンガリ)になるから
→ 例えば、めちゃくちゃ売れる営業がものすごく英語もできたら、どのような業界でも仕事ができます。転職市場でも良いポジションがどんどん紹介されるでしょう。業界の中でキャラクターが立っている、エッジが立っているとは、こういうことだったりします。 - いろんな経験を積んでいることで、今後様々な方々とビジネスのコラボレーションをする際、プロジェクトのマネジメント(スケジュール・費用・創意工夫すべきポイントの把握など)がやりやすいから
→ ビジネスにおいて、複数の方々とプロジェクトを進めていくことはよくあることです。
そのようなとき、スケジュール通りに進めるためのポイントやより安価に仕上げるためのノウハウなど、様々なスキルや経験を求められることが多々あります。
その際役立つのは“自分の経験・知識・スキル・人脈”などです。
これらをたくさん持っていた方がうまく仕事ができるのは自明の理ですね。また、いろんなことを知っていることで仕事の幅が広がり、いろいろある“自分ができること”を組み合わせていったら、市場価値が高まっていきます。もちろん自分よりも優れた専門性や能力を持っている人とも、仕事がしやすくなります。
ですから、相手が話していることを理解できるくらいの知識やスキルは身に付けておくべきでしょう。これまで私は、“「知識も能力もスキルもない人と仕事をしたい」という専門職の方”は、あまり見たことがありません。
あと、あまり言いたくありませんが、他の人に騙されないように、いろんなことに対して最低限の知識は持っておいた方がいいでしょう。 - 上記の4つ全てできることで、結果的にビジネスで生き残っていくことができるから
→ できることが多様であればあるほど、様々なことができますから、当たり前のことですね。
何か一つのことに絞って、突き詰めて、事業を進めることが戦略的な思考であることを説く書籍もありますが、何か一つのことに絞って突き詰めるやり方は、上記2.や3.の理由で事業の生き残りが難しくなってしまったり、同業他社との価格競争に巻き込まれたりすることがあります(オリジナルのサービスなどをお持ちで、競合不在のブルーオーシャンでビジネスをしているなら別ですが…)。
やってて楽しいことは、とことんやるから上手くやれるようになりますし、長く続くんですね。
それが仕事になって、稼ぎになったら、やりがいが出てきます。
だから私は、手がける仕事のジャンルを一つに絞らないのです。
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