企業や営業は、一流ホテルや百貨店などから学ぼう

企業や営業の皆様は重々ご承知のことと思いますが、
● “他の人から自分がどう見えるのかを、よく考えてみる”
ことをお勧めします。

これは、顧客との初対面の際の第一印象でもそうですし、普段の言動でもそうですし、顧客との交渉でもそうですし、あらゆる場面で重要なことであると考えています。

なぜなら他人は、あなたのどこに興味関心・嫌悪感・気付き等を持つか、全く予測できないからです。

 

自分でも気付かないようなこと、例えば
● スーツがよれよれだったり
● ズボンのひざの裏側がしわだらけだったり
● 髪が寝癖だったり
● タバコくさかったり
● 口臭・体臭がくさかったり
● 口癖がとても多かったり
● 会話の中で一文が長すぎたりなどなど、
他人から指摘されなければ分からないようなことがきっかけで相手に嫌われる場合も多々あります。
これって、とってももったいないですよね。

 

周囲の方は、あなたを気遣い、あなたを傷つけたくないばかりに、あなたが直した方が良いであろうことも黙っていることが多くあります。
ですから、定期的に友人やチームのメンバーと一緒に、お互いがどう見えているのかをシェアしあう(非難ではなく、あくまで相手を尊重した言い回しでのシェアです)ことが重要です。

 

また、ご自身でできることとしては、こまめに鏡を見ることもできますね。
とある有名百貨店の店員さんや、有名ホテルの社員さんは、バックヤードからお客様がいるフロアに出る際、必ず鏡を見て、笑顔を作ってからお客様の前に出ます(これって、有名な話ですのでご存知の方はごめんなさい)。

 

これはひとえに、
● 自分がその百貨店やホテルの看板を背負う代名詞である
● 自分の言動がその百貨店やホテルの看板に傷をつけることにもなり、高い評価を勝ち得ることにもなる
● そのためにお客様から見られている自分が、お客様にとって心地よい存在でいなければならない
ということが分かっているからですよね。
そして、これは営業にも通じます。

 

見た目だけでなく、普段の言動がいかに顧客のことを慮ってのことか、自分の会社の都合や自分の実績の都合だけで発言していないかなども、同じように顧客にしっかり見られています。

というより、顧客に見透かされています。

顧客から見て心地よい外見・言動・仕事に対する取り組みを心がけていれば、必ずあなたの協力者が出てきてくれます。

実績で苦労している営業の多くは、この姿勢がないまま自分の実績の話や処方依頼しかしていないから、うまく行かないのです。

普段の言動や自分の姿を見直すことは難しいことかもしれませんが、それなしに成果を挙げることは更に難しいことですね。

単純なことですが、大事なことですね。

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