私が知る限り、仕事が出来て、業界内や社会的にも著名だったり、ご自身で事業を何年も続けておられる方々のほとんどは、仕事が速いです。
なぜ仕事が速いかというと、仕事にすぐに取り掛かるからです。
先延ばしをしないんです。
言い換えれば、“時間の価値を良く分かっている”ということです。
仕事が出来る人は、後から次々と仕事が依頼されることが分かっているので、今目の前の手がけるべき仕事があれば、さっさと取り掛かって終わらせてしまい、後から来る仕事を請ける用意をしてしまうんです。
もし仕事が入ってこなくても、仕事が出来る人は次に生み出す新たな価値を作るため、企画を練る時間に使うんです。
これもまた、将来の仕事の広がり、ひいてはご自身の一層の飛躍を作るクリエイティブな時間の使い方ですね。
自分の人生を、仕事ややりたいことを主体的に取り組めば、時間の使い方もそうなってくるんですよね。
でも、私の周りに
- 次に僕は何をすればいいんだろう?
と仕事に受身だったり、仕事の最中の同僚との雑談が多い人が少なからずいます。
そしてそういう方々は、やっぱり十分な成果を上げられていないことがあります。良い時もあるんですけどね・・・、それが継続しないんです・・・。
しかも雑談の内容が社内のゴシップだったり、特定の人や部への誹謗中傷だったりします。
こういう非生産的な時間の使い方は、時間の価値を知らないから、そういう時間の使い方をしてしまうんですよね。
ピーター・F・ドラッカーも著書“経営者の条件”で示していますが、時間とは、
- 売ることが出来ず
- 買うことも出来ず
- 貸すこともも借りることも出来ない
- 貯めることも出来ない
- 24時間しかなく、そのうち3分の1は眠っている
- したがって、時間とは極めて希少な資源である
と記しています。
このように、時間をマネジメントできない人は、自分がなすべき仕事に必要な時間を宛てることができなくなりますから、結果として成果を上げることが難しくなりますね。
だから、時間を管理することは自己実現のために欠かせないんですね。
そのためにも、仕事を先延ばしにしないことをお勧めしますよ。
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