リストラは非情に切ないですよね。
でも、企業が経営不振に陥ってしまった際、企業が生き残りを図るためにはリストラも断行せざるを得ないのでしょう。
このご時勢、いくら売上が1兆円を超えようとも、自己資本比率が70%を超える優良企業といわれようとも、その企業が永劫そのような状況でいられる保障はありません。
これらは今の時点の実績や評価の話であって、私たちが定年退職する頃までの雇用を保障するものではないですからね。
以前も書きましたが、こういうご時勢における人生の最高のリスクヘッジの手段は、“自分の能力を高め続けること”です。
そして、その能力の高さが世の中で評価されるレベルに達して初めて、自立しているといえますね。
そして、そのことがいざというときの他社からのヘッドハンティングにつながったり、ご自身の独立開業に至ったりするんですね。
では、「自分の能力が世の中で通用するか?」という尺度はどう考えるか?なのですが、これにはいくつもの見方がありそうです。
例えば、
- ネットや雑誌などの媒体で連載を持っている
(考え方や論理性、表現力などがないと、連載は持てませんからね) - これまでの転職経験で、全ての会社で毎年営業目標を達成し続けてきた
(営業力があれば、営業の仕事は続けられるでしょう。目標達成の難易度とかの問題もありますが) - 退職したときに、そのことを友人らに伝えたら「じゃあ、ウチで仕事してくれないか?」とすぐに誘われた
(その人の能力が認められているから、次の会社がスムーズに決まるんですね。転職とはそういうものですね。)
などは、自分の能力を見る指標として成り立つかもしれませんね。
上記のような指標に至らなくても、少なくても
- 自分は、今勤務している企業以外のところでも成果を上げられるだろうか?
ということを常に意識しながら仕事をしていれば、自然と能力は高まっていきますね。
そして、それを更に加速させるためには、自分の勤務先以外にも学びの場を見つけ、自分の能力を磨き続けることが必要なんですね。
逆に、
「今働いている企業以外では働けません…」
っていう人は、本当にヤバイと思いますよ。
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