必要なのは、“プロ意識”。

よく目にすることですが、仕事をするにあたって

  • モチベーションが重要だ

といわれますよね。

部下の育成でも、

  • 管理職として、部下のモチベーションを上げることが大切

などという指摘も多いです。

でも、これは本当なのでしょうか?

モチベーションで仕事への取り組む姿勢や仕事の処理速度が変わるというのは、組織で見ても、その人の成果で見ても、その人の成長の観点でも、大問題なはずです。

だって、モチベーションに着目すると

「今日はやる気があるから、仕事がはかどります」

「今日はやる気が出ないので、仕事が進みません」

ということになりますよね。

これでは、組織として成果を上げることそのものに支障を来たします。

その組織の管理職としても由々しき事態です。

本来、仕事で大切なのは“プロ意識”です。

仕事のプロフェッショナルとして、いかに生産性を高め、いかに早く成果を上げ、社会への貢献を最大化するか?ということこそが重要なのであって、そこにモチベーションという要素は入り込む隙間すらないんです。

だから管理職としては、部下のモチベーションの状況を確認するよりも、部下に“プロ意識”を徹底して植え付けることの方が遥かに重要です。

部下の育成の観点では、ほぼこの“プロ意識の植え付け”に尽きます。

自分自身の能力を高めるということでも、自ら“プロ意識”を磨き続けることが、能力開発につながります。

プロフェッショナルとして今の仕事の成果で十分か?

もっと生産性を高めることはできないのか?工夫の余地は無いか?

プロとしての仕事に顧客は満足しているか?

こういうことを意識することで、自分自身も自らの手で成長することができるんですよね。

私も常にプロ意識を持って、何事にも取り組みます。

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