だいぶ前ですが、テレビで佐久間象山を取り上げた番組がありました。
番組のサブタイトルについていたのが「空気を読むな、時代を読め」。
実に挑戦的なサブタイトルが、その時の私のアンテナにビビッと引っかかりました。
その時私は佐久間象山について名前を知ってましたが、「佐久間象山は幕末の人で、いろんな人に影響を与えた人」という認識くらいでした。早い話が勉強不足だとういうことです。
でも、テレビを見ていろいろと触発を受けました。
「おっ、佐久間象山って、信念の人なんだなぁ。」と。
その番組で紹介していた佐久間象山の発言や思想を、下記に供覧します。
- 自分で確かめたことを信じる
- 日本のためにやる
- 自分が知っていることは、なんでも教える 日本全体をボトムアップする
- 褒められてなんの得になる?それで努力しなくなるのだから損失だ
けなされてなんの損になる?それで努力するようになるのだから利益なのだ - 発言は、止められても発言し続けろ
- 笑いたい者は笑えば良い、自分の心は天のみが知る
100年後には、自分の心を理解する者が出てくるであろう - 困難な状況でも、楽しみは自分自身の中にある
- 世の中を変える(上から目線になる)のではなく、「思想・思い・志を残す」
私としては、佐久間象山の人柄はさておき、思想や発言は非常によく分かる、共感できる話でした。
それと、今回の経験からの気づきを3つ。
- 普段ならきっと見なかったであろう佐久間象山の番組でしたが、その時はなんとなく心の声で「これは見とけ。見といた方が良いぞ。」と聞こえました。
そういう体や自分の感覚からくるシグナルを大切にすると、上記のような新たな触発が生まれますね。 - 普段なら見ない番組、普段は読まない本、普段ならやらない何かをやることで、自分の思考やメンタルにポジティブな変化が生じます。発想がより柔軟で、たくさんのアイディアが生まれてきます。
今までチャレンジしなかったことに挑戦することは、新たな自分の創作に繋がりますね。 - 普段困っていることは、普段の思考の延長で解決できないことも多いです。
でも、普段困っていることは、全く異次元の考えを取り入れることで解決することが多いです。
自戒を込めて、「セコく生きていたら、セコい結果しか待っていないなぁ。自分自身の人間としての器を作り続けよう。」。
しっかりやります。
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