結果を出せない失敗する人は、結果を出せないように、失敗するように選択・行動している①

今回のコラム、タイトルを読んだだけで「そんなバカな!」と思われる方がおられることでしょう。

ですが、これ、本当なんですよね。

どういうことなのか?

皆様と一緒に見てまいりましょう。

◆ 結果を出せない、失敗する人がやっていること

結果を出せず、失敗している人を観察していると、そういう人は

  • 「結果を出せず、失敗する行動を、ちゃんと、わざわざ選んでいる」

ことが見えてくるんですよね。

しかも、これは

  • 本人は全く気づいていない、見えていない、無意識にそうしている
  • でも他人からは、見る人が見れば、良く見える

んです。

だから、自覚できていない人には、にわかには信じられないんですよね。

◆ もっと具体的な例で示すと・・・

例えば、

  • いろんな仕事が立て込んで、結局締め切りギリギリに仕事がようやく片付いた
  • いくつかある仕事を優先順位つけながらやっているが、優先順位の低く時間の余裕がある仕事がいつまでも残ってしまい、結局その仕事も余裕がなくなり適当に済ませてしまった(周囲から怒られなかったから、まあいいや…)

なんてこと、ありませんか?

これ、一見特に問題なさそうに見えるかも知れません。

本人は

「たくさんの仕事を一生懸命にこなしているし、期限までに片付いているし、間に合っているのだから問題ないでしょ?」

と見えますよね。

でも本当は、ここで見るべきポイントは

  • なぜいろんな仕事が立て込んでも、どの仕事も締め切りまでに余裕を持って終わらせられるような仕事の仕方をしていないのか?
  • 仕事の優先順位をつけただけで、仕事が終わった気になっていないか?
  • 「優先順位が低い、時間に余裕がある仕事」にかかる負荷や時間の見積もりは、正確か?
  • 「周囲から怒られなかったからいいか」としてしまい、本当に周囲の人たちがその仕事の質で満足しているかを確認したか?

なんです。

すなわち、

  • 結果だけでなく、そもそも仕事をどう考えているか?という仕事に対する「その人の哲学や価値観」
  • 仕事が終わったかどうかというその瞬間で見るのではなく、ある期間の中で仕事全体をどのようにプロデュースしているのか?という「その人の仕事の取り組み方」

こそが、見るべきポイントなんです。

では、仕事ができる人たちは、どのように仕事を見ているのか?という点についてこれから触れてまいります…、が、長くなってきましたので、次回につなげます。

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