ジャパネットたかた元社長 高田明氏に見た、真のビジネスの在り方

2018年5月28日のテレビ朝日の報道ステーション、ご覧になりましたか?

私はたまたまですが、見ていました。

当日の報道ステーションは、スポーツのコーナーでジャパネットたかたの元社長、高田明氏が出演していました。

その高田明氏のコメントが私に非常に有益で重要な示唆を与えてくださったので、みなさまにもシェアいたします。

高田明氏は現在、V・ファーレン長崎の社長を勤めておられます。

高田明氏は、J3降格の危機と赤字に苦しむチームの経営を立て直しました。

チームはJ1昇格を決めました。チームのメンバーも監督も、現有戦力のままでです。

これって、凄いことですよね。

高田明氏が取り組んだことはただ一つ、

  • 試合に一人でも多くの観客に来ていただくこと

でした。

そのためには来場してくれた対戦チームのサポーターにもお礼して周り、もちろん長崎のサポーターにもどんどん声をかけて周り、サポーター全員に「長崎に応援に来て良かった」と思ってもらうように、地道ですが確実に取り組んだのでした。

高田明氏はインタビューの中で、

「ビジネスでも『いくら儲けた』『売上が上がった』だけでは、全くつまらない。商品を使ってもらって『助かった』『楽になった』『楽しい』と思って喜んでもらうことが一番大切。これがブレなければ、ビジネスでもスポーツでも必ず成功する。」

と断言しておりました。

私もこの高田明氏の発言を全面的に支持します。これこそが真のビジネスの在り方です。

これは企業の取り組みにも完全に合致します。

顧客に対して、価値を提供できない財・サービスは成功しません。

顧客にどのような価値を提供するのか、誰が喜ぶのか、明確になっていますか?

このことを常に考えている人が、顧客からの信頼を勝ち得て、ビジネスの世界でも成功できるのです。

資格だとか、奇抜なアイディアだけで生き残れるほど、ビジネスの世界は甘くないんですよね。

更に言うと、売上は達成して当たり前なんです。

儲けを出して当たり前なんです。

なぜかわかりますか?

それは次回お伝えします。

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