グダグダ言い訳してないで、さっさと結果出せや。

今回も自戒を込めて。

受験勉強でも、スポーツでも、就職活動でも、仕事でも、何事も結果を出すことが求められますよね。

何でもかんでも結果を求められるのは時として辛いこともありますが、そんなに優しくないのが世の中の常。

結果を出せなければ、いくら時間をかけても努力をしても、周囲からは

「やり方が悪い」

「間違った取り組み方法だ」

「運が悪い」

「そもそも実力がない(←流石にこんなこと言われたら、心が折れますね)」

など、様々なことを言われてしまいます。

(まあ、うまくいかない時に慰められても、それすら現状の打破には何の役にも立たないんですけどね。
本人にとっては癒されるんでしょうが、それで結果が出るなら誰も苦労しません。)

このような時、結果を出す人はどのように考えるのか?

それが今回のコラムのテーマです。

◆ 失敗した時の振る舞いが、その人の評価になる。失敗した時、次に何をするかが明確な人が、結果を出せる。

仕事や勉強などで失敗することは、誰にでもあります。

でも、失敗した後にどう振る舞うのか、どう考えるのか、どう行動するのかは、人によって全く違いますよね。

失敗した後に、グダグダ言い訳したり、ダメだった理由を探したり、他人のせいにしたりする人は、大抵結果を出せない人ですよね。

そういう人には、周りの人たちは

「グダグダ言ってないで、さっさと結果出せや!」

と心の中で思っていたりします。

逆に、失敗したことをしっかり受け止め、自分で分析し、課題を見つけ、その課題を克服しようと取り組む人、すなわち失敗の後に適切に手を打てて行動できる人が、長い目で見ると結果を出せる人です。

こういう人は周囲からの応援されやすいし、信頼されますし、上司からの引き立てもありますし、後輩からも慕われます。

このような取り組みは、良い事だらけですね。

◆ 結果を出す人は、失敗しても切り替えが早い

また、結果を出す人は、

  • なぜうまくいかなかったかの分析を徹底して行う
  • うまくいかなかった分析が終わったら、次の仕事にさっさと取り掛かる

ことで、結果をより早く出します(私もこういうところが苦手なので、今でも意識して取り組んでいます)。

もちろん仕事で結果を出すためには、もともとのビジネスセンスや本質を見抜く頭の良さなどは必要なのですが、一方では頭が良くても結果を出せない人はかなりたくさんいます。

著名で世界的なコンサルティング会社出身の社長なのに、その人が経営する会社は業績が芳しくなく、低空飛行を20年続けていたり、会社を潰したり、会社から追われたりなど、そういう方がたくさんいます。

私も個人的にそういう人たちをたくさん知っています。

MBAホルダーだろうが、外資系企業の社員だろうが、超一流の企業の所属だろうが、ダメな人はダメなんですよね。

なぜダメなのかというと、

  • 次の一手への着手が遅い
  • いつまでもうまくいかなかったことを引きずる
  • うまくいかなかったことを、「相手(お客様)がバカだから、こちらの提案がわからないんだ」と人のせいにし、自らをバージョンアップしない

からなんですよね。

でもこれ、頭が良い人に限らず、どのような人でも陥りがちなんです。

私も悔しい思いをすればするほど、気持ちや考えの切り替えが難しくなります。

だからこそ、この気持ちや考えの切り替えをいかに早くするか?が重要になってくるんです。

いつまでも思い悩んでいても、仕事で結果は出ませんから。

◆ 仕事で結果を出す人は、物事の洞察力が高い

仕事ができる人は、物事の本質を一瞬で見抜く洞察力の高さを持っていますね。

お客様といろいろ話をしているだけで、お客様の話の矛盾に気づいたり、お客様が気付いていない真の課題に気付いたりできるのが、仕事で結果を出す人です(私もそうなりたい…)。

では、どのようにして洞察力を高めるか?ということが課題ですね。

私がやっていることを下記にお示しします。

  • マスコミのニュースは最小限しか見ない。見るならNHKにする。
    民放はスポンサーとの関係もあるため、情報が恣意的に操作されやすいですから。
  • 本を読む。ジャンルは古典・歴史・哲学・ビジネス本など。これらは
    「増刷されているもの(長期間、多数の方々に支持されている本ということ)」
    がポイント。
  • 古典を読むなら、本のテーマが人間を問うもの(夏目漱石や芥川龍之介は個人的に良いと思います)
  • 歴史関連の本を読むなら(歴史の史書とは言えないかもですが)、吉川英治や柴田錬三郎の三国志など。真田太平記もおすすめ。
  • 哲学関連の本を読むなら、多くの哲学者の思想をわかりやすくまとめている本が最近増えているので、それを読んで、気になる哲学者を読むのがおすすめ。ちなみに私はニーチェの大ファンです。
  • マンガでも、人の心の奥底の襞を丁寧に描いているマンガは有益。私は蒼天航路、湾岸ミッドナイト、GIANT KILLING、宇宙兄弟、はじめの一歩、栄光なき天才たちなどが大好きです。何度読んでも勉強になります。
  • ビジネス本は、マーケティングやコミュニケーション、フレームワーク、企画書のまとめ方などは役立ちますね。

長くなってきたので、続きはまた別の機会にしましょう。

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